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銀行融資を断られた会社が次にとるべき5つの選択肢と資金繰りの進め方

2026.07.15

融資を断られた会社の選択肢(アイキャッチ)

「取引先への支払いや運転資金のために銀行へ融資を申し込んだのに、断られてしまった」そんな経験はありませんか?

突然の資金ショートの危機に、何から手をつければいいのか分からず焦る経営者は少なくありません。しかし、銀行融資を断られても会社の資金繰りを立て直す道はまだ残されています。

この記事では、融資を断られた直後に確認すべき理由から、再挑戦するか別の手段へ切り替えるかの判断基準、そして融資以外の有効な手立てであるファクタリングの活用までを整理しました。

赤字や税金の滞納があっても、売掛金さえあれば資金化を検討できる場合があります。自社の緊急度に合わせて、次にとるべき最適の一手を見つけてください。

この記事を読んでわかること

  • ・銀行融資を断られた直後にまず確認すべきことがわかる 
  • ・断られた理由を改善のしやすさで仕分ける方法がわかる 
  • ・融資以外の資金調達の選択肢と選び方がわかる 
  • ・融資を断られてもファクタリングが使える理由がわかる

銀行融資を断られても、会社の資金繰りを立て直す道は残っている

銀行融資を断られても、理由の確認と緊急度の見極めができれば、会社の資金繰りは立て直せます。国は政府系金融機関や信用保証協会を通じて中小企業の資金繰りを支援しており、融資以外にも資金を確保する手段があります(出典:中小企業庁「金融一般支援」)。

まずは、断られた直後の動き方と、急ぎ具合に応じた選択肢を整理します。読み進めれば、自社が次にどの道へ進むべきか見えてくるはずです。

断られた直後は、理由をはっきりさせることから動く

断られた直後に別の借入先へ急ぐより、なぜ断られたのかをはっきりさせるほうが、次の手を選びやすくなります。理由がわからないまま申し込みを重ねれば、同じ原因でまた断られ、時間と手間だけが失われていきます。

大事なのは断られた事実そのものではなく、その背景にある自社の課題を知ることです。ここが立て直しの出発点になります。

資金繰りに余裕がない経営者ほど、焦って複数の借入先へ同時に当たりがちです。ただ、断られた理由は担当者に一度たずねてみてください。税金の滞納や決算の内容など、自社のどこが評価されにくかったのかをメモにまとめておきます。そうしておけば、その後の相談がぐっと進めやすくなります。

急ぎ具合によって取るべき行動は変わる

同じ“断られた”でも、今週中に支払いが迫っているのか、数か月の猶予があるのかで打ち手は変わります。猶予があるなら、原因を改善して再び融資に挑む道が残されています。

猶予がないなら、入金を待たずに資金化できる手段の検討に移ったほうがよいでしょう。急ぎ具合の見極めが、進む道を分ける最初の分岐点です。

月末の支払いが目前で現金が足りないなら、改善に数か月かける選択は現実的ではありません。

手元の資金が何日もつかを早めに確かめ、不足する金額と期日を書き出してみてください。数字がはっきりすれば、どの手段なら間に合うかを落ち着いて見極められます。

銀行融資を断られた会社が取りうる5つの選択肢

融資を断られた会社が取れる道は、大きく5つの選択肢に分かれます。元の銀行への「再挑戦」公庫などの「別の公的融資」、「ビジネスローン」、「補助金・助成金」、そして売掛金を使う「ファクタリング」の5つです。

公的な支援には、業況が悪化した企業向けの融資制度も用意されています(出典:日本政策金融公庫「経営環境変化対応資金」)。どれが自社に向くかは、置かれた状況によって変わってきます。

選ぶ道は、改善にかけられる時間と、売掛金などの資産があるかで決まってきます。

  • ・不足する金額
  • ・支払い期日
  • ・手元にいくらの売掛金があるのか

まずはこの3つを箇条書きでメモしておくだけで、このあと各選択肢を比較するときに、自社向きかどうかを見分けやすくなるはずです。焦らず順に確かめていけば、進むべき方向はおのずと見えてきます。

参考文献

なぜ断られたのかを確認することが、次の一手を決める

銀行融資を断られたら、その理由を確認することが、再挑戦か別の手段かを決める分かれ目になります。金融庁の監督指針は、融資を断る場面でも顧客への説明態勢を整えるよう金融機関に求めています(出典:金融庁「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」)。

ここでは、理由の確かめ方と、よくある理由を改善のしやすさで仕分ける見方について紹介します。理由がはっきりすれば、次に取るべき行動が見えてくるはずです。

断られた理由は、遠慮せず確認してよい

断られたという結果だけでは、次に何を直せばよいのか判断できません。金融庁の監督指針は、融資を謝絶する場合にも、顧客が納得できるよう説明する態勢を金融機関に求めています(出典:金融庁「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」)。

理由を聞くのは特別な行為ではなく、当然の確認です。だからこそ、断られた背景は遠慮せずにたずねてよいものと考えてください。

担当者に、どの部分が評価されにくかったのかをたずねてみてください。決算の内容なのか、資金の使いみちの説明なのか、税金の状況なのか、具体的に聞くほど次の手が見えてきます。聞いた内容は書き残して社内で共有しておくと、その後の改善の相談も進めやすくなります。

断られる理由を、改善のしやすさで仕分ける

断られる理由は、改善のしやすさで大きく三つに分けて考えると整理しやすくなります。資金の使いみちや事業計画の説明不足なら、書類を作り直すことで比較的早く対応できるでしょう。一方、赤字が続いている、自己資金が乏しいといった財務の問題は、改善に時間がかかります。

改善のしやすさあてはまりやすい理由の例
比較的早く直せる資金使途や事業計画の説明不足
時間がかかる赤字続き、自己資金の不足
短期では難しい信用情報への登録、リスケジュール中

信用情報への登録やリスケジュールの最中といった事情は、短期間で覆すのは簡単ではありません。こうした理由は、努力よりも時間の経過が必要になる場合が多いものです。

自社の理由がどこに当てはまるかを見極めれば、改善を待つべきか、別の手段に動くべきかの判断がつきやすくなります。

理由がわかれば、再挑戦か別の手段かが見える

理由の仕分けができると、進む方向はおのずと絞られてきます。短期間で改善できる理由なら、書類を整えて再挑戦する価値があるはずです。

改善に時間がかかる、あるいは短期では難しい理由なら、考え方を変えたほうがよいかもしれません。融資を待つあいだの資金をどう確保するかに目を向けるほうが現実的です。

とくに支払い期日が迫っているなら、改善されるのを待つ時間はありません。まだ猶予があるなら、改善と並行して資金の手当ても考えておくと安心でしょう。

理由の確認と仕分けを終えたうえで、次章の融資以外の選択肢を読み進めてください。自社の状況に合う手段が見つかりやすくなります。

参考文献

改善して再挑戦するか、別の手段に切り替えるかを判断する

銀行に断られたあと、再挑戦するか別の手段に切り替えるかは、改善の見込みと残された時間で判断します。無担保や無保証で利用できる公的な融資制度も用意されており、申し込み先は元の銀行だけではありません。

ここでは、再挑戦が向く場合と、別の手段へ切り替えたほうがよい場合の分け方を示します。自社がどちらに近いかが見えれば、迷う時間を減らせます。

改善できて猶予があるなら、再挑戦を狙う

断られた理由が書類で直せるもので、支払いまでに時間の余裕があるなら、再挑戦は有力な選択肢になります。事業計画や資金の使いみちを具体的に整理し直すだけで、評価が変わることも少なくありません。慌てて別の手段に飛びつく前に、改善できる余地がないかを見直してみてください。

判断に迷ったら、改善の見込みと残り時間の二つを軸に整理すると決めやすくなります。時間に余裕があるなら改善と再挑戦、急ぎなら別の手段、という大きな分かれ方です。どちらとも言い切れないときは、支払い期日から逆算して、間に合うほうを選んでみてください。

自社の状況すべきこと
改善できる理由・時間に余裕あり書類を整えて再挑戦し、公的な融資も検討する
改善に時間がかかる・資金が急ぎ融資以外の資金調達へ切り替える

銀行以外の公的な融資先も検討する

再挑戦を選ぶ場合でも、申し込み先は元の銀行だけではありません。政府系の日本政策金融公庫や、信用保証協会の保証をつけた制度融資といった別の窓口があります(出典:日本政策金融公庫)。

小規模な事業者には、商工会議所の指導を受けて無担保や無保証で利用できるマル経融資という制度も用意されています(出典:日本商工会議所「マル経融資」)。

ただし、こうした制度にはそれぞれ条件が定められています。マル経融資なら、商工会議所の経営指導を原則6か月以上受けていることが前提です。申し込んですぐ借りられるわけではありません。急いで資金が要る場面では、時間のかかる制度は向きにくいと考えておいてください。

急ぎや改善が難しいなら、融資以外へ切り替える

改善に時間がかかる、あるいは信用情報の事情で融資そのものが難しいなら、考え方を切り替える必要があります。融資が通るのを待つあいだに、支払いが滞っては元も子もありません。融資にこだわらず、手元の資産を使って資金をつくる方法へ目を向けたほうがよい場面もあります。

会社が持つ売掛金は、支払日を待たずに資金へ変えられる場合があります。その具体的な方法は次章でくわしく扱うので、自社の急ぎ具合と照らし合わせながら読み進めてください。融資が難しくても、資産を生かす道は残されています。いまは、融資以外にも選択肢があると知っておけば十分です。

参考文献

融資以外の資金調達という選択肢

銀行融資を断られても、融資以外に資金をつくる手段はいくつかあり、急ぎ具合や持っている資産で選び方が変わります。金融庁も、売掛債権を期日前に手数料を引いて買い取るファクタリングを、債権の売買として整理しています(出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。

ここから見比べるのは、融資以外の主な手段を、審査の対象と資金化の速さで並べた姿です。自社の状況にどれが合うかを、落ち着いて確かめられるはずです。

融資以外にも、資金をつくる手段はある

融資以外で資金をつくる方法は、大きく次の三つの考え方に分かれます。

  1. ノンバンクからの借入
  2. 国や自治体の補助金や助成金
  3. 手元の売掛金を活用する方法

お金の出どころも、あとで返す必要があるかどうかも、それぞれで違ってきます。自社に向くものを選ぶには、この違いを押さえておくと迷いません。

借入は返済が前提で、補助金は原則返さなくてよい代わりに、採択や入金まで時間がかかります。売掛金の活用は、すでに発生した売上を早めに受け取る考え方で、新たな借金を増やすわけではありません。どれが自社に合うかは、急ぎ具合と、手元にどんな資産があるかで決まってきます。

手段の違いは「審査の対象」と「速さ」で見る

手段を見比べるときは、何を審査されるかと、資金になるまでどれくらいかかるかの二点に注目すると、違いがはっきりします。同じ資金調達でも、向いている場面はまったく異なります。下の表に代表的な手段を並べたので、自社の状況と照らし合わせてみてください。

手段主に審査されるもの資金化までの速さ性質
銀行・公的な融資自社の信用力時間がかかりやすい借入
ノンバンクのビジネスローン自社の信用力銀行より早い傾向借入
補助金・助成金事業計画や要件採択・入金まで時間原則返済不要
ファクタリング売掛先の信用力早い傾向売掛金の売却

銀行や公的な融資は、自社の信用力を細かく見られ、結果が出るまで時間もかかりがちです。一方でファクタリングは、審査の中心が自社ではなく、売掛先の信用力に置かれます。

自社が赤字でも、売掛先の信用力が高ければ、資金化できる可能性は残るでしょう。この差が、融資を断られた会社にとって大きな意味を持ってきます。

急ぎで売掛金があるなら、ファクタリングが候補になる

支払いが急ぎで、取引先への売掛金が手元にあるなら、ファクタリングは現実的な候補になります。売掛金を売って早めに資金化する方法で、新たな借入をせずに済むからです。

借金を増やしたくない会社にとっては、この点が安心材料になります。ただし、利用する相手は慎重に選ぶ必要があります。

金融庁は、給与を買い取る給与ファクタリングや、実質的に貸付であるものに注意を呼びかけています。これらは貸金業に当たるおそれがあるとされています(出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。

正規のファクタリングは、あくまで売掛債権の売買です。なぜ融資を断られた会社でも使えるのか、その仕組みは次章でくわしく見ていきます。

参考文献

融資を断られてもファクタリングが使える理由

ファクタリングが融資を断られた会社でも使えるのは、審査の中心が自社ではなく、取引先の支払い力に置かれるからです。ファクタリングは売掛債権を売る取引であり、融資のように自社の返済能力だけで判断されるわけではありません(出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。

この章では、なぜ融資とは結果が変わるのか、その仕組みを順に見ていきます。理由がわかれば、自社でも検討する価値があるかどうかを判断できます。

ファクタリングは「自社」ではなく「売掛先」を見る

ファクタリングと融資の一番の違いは、何を見て可否を決めるかにあります。融資では、自社にきちんと返済できる力があるかが問われます。ファクタリングで問われるのは、売掛先が期日に支払ってくれるかどうかです。お金を生む源泉が、自社の信用から取引先の信用へ移ると考えると分かりやすいでしょう。

この違いがあるため、自社の決算が赤字でも、取引先が安定して支払う相手なら、資金化できる見込みは十分にあります。融資の審査ではねられた要素が、ファクタリングではそのまま不利になるとは限りません。どんな売掛金を持っているかを、先に整理してみてください。

赤字や税金滞納でも、売掛金があれば検討できる

 

赤字決算や税金の滞納があると、融資の場ではほぼ評価されません。ところがファクタリングでは、その事情だけで門前払いになるとは限りません。判断の軸が、自社の状態よりも売掛先の信用に寄っているからです。同じ会社でも、見られる場所が変われば結果も変わってきます。

赤字や税金滞納があっても、売掛金があれば相談に応じる会社は実際にあります。当社ブレインアールも、こうしたケースで検討できる柔軟な審査を掲げています(出典:ブレインアール公式LP)。融資で不利だった要素が、ここでは決定打にならない場合もあるでしょう。自社の売掛金で相談できるかを、一度確かめてみる価値はあります。

取引先に知られたくない、急ぎたいという場合

取引先に知られずに利用したい、という不安を持つ経営者は少なくありません。仕入れや受注に響くのを心配する声は多いものです。その場合は、取引先に通知せずに進める2社間ファクタリングという方法があります。売掛先への連絡を避けながら、資金化を目指せる仕組みです。

急ぎの場面では、資金化までの速さも大切な判断材料になります。当社では2社間ファクタリングに対応し、最短即日での資金化を掲げています(出典:ブレインアール公式LP)。

、入金の速さは契約の時間帯などによって変わるものです。申し込む前に、自社の期日に間に合うかを確かめておいてください。

参考文献

資金繰りの根本改善まで見据える

ファクタリングで急場をしのげても、資金繰りの根本が変わらなければ、同じ資金不足はまた訪れます。ファクタリングは手数料を引いて売掛債権を買い取る仕組みのため、繰り返すほどコストも積み上がります(出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。応急処置と立て直しを切り分けて考えれば、悪循環から抜け出しやすくなります。

ファクタリングは応急処置になりやすい

ファクタリングの利点は、必要なときにすばやく資金を用意できることにあります。ただ、利用のたびに手数料がかかるため、何度も繰り返せばその分だけ利益は削られていきます。

便利な反面、使いすぎれば資金繰りをかえって圧迫しかねません。手軽さの裏にある負担も、あわせて見ておく必要があります。

だからこそ、ファクタリングは一時的な橋渡しと位置づけておくと安全です。急場をしのいでいるあいだに、なぜ資金が足りなくなったのかを見直す時間を確保してください。

資金化と原因の改善は、別のものとして並行して進めると整理しやすくなります。両方を同時に意識しておくことが大切です。

資金が足りなくなる原因に向き合う

資金が足りなくなる背景には、たいてい構造的な原因が潜んでいます。売上の入金より先に仕入れや人件費の支払いが来る、いわゆる入金と出金のズレが代表的です。受注は増えていても、入金までの立替が重くて現金が回らない、という会社も少なくありません。原因を見ないままでは、同じことが繰り返されます。

こうしたズレは、ファクタリングで一時的に埋められても、原因そのものは残ります。支払い条件の見直しや、採算の取れない取引の整理など、手をつけるべき点は資金化とは別にあるはずです。どこに無理があるのかを数字で確かめておくと、改善の糸口が見えてきます。

専門家や公的な支援を使う

自社だけで原因を解きほぐすのが難しいときは、外部の力を借りる手があります。国は、各都道府県の中小企業活性化協議会で、収益力の改善や事業の立て直しの相談を無料で受け付けています(出典:中小企業庁「中小企業活性化協議会」)。金融機関との調整や改善計画づくりを、専門家とともに進められる仕組みです。

資金化を頼む相手を選ぶときも、その後の立て直しまで相談できるかを見ておくと心強いものです。当社ブレインアールは、売掛金の資金化だけを行うわけではありません。金融機関とのリスケジュール交渉や税務署との折衝、資金繰りの改善といった財務面の支援も手がけています(出典:ブレインアール公式LP)。目先の資金と将来の立て直しを一つの窓口で相談できれば、同じ不足を繰り返しにくくなります。

参考文献

まとめ:現状を整理することから始めましょう

焦って動き出す前に、自社の現状を整理しておくと、どの相談先にも話が早く伝わります。公的な相談窓口でも、現状の整理が支援の出発点になります(出典:中小企業庁「中小企業活性化協議会」)。

相談前に用意したい情報と、相談先を選ぶときの観点を持っておくことで、自社に合う一手にたどり着きやすくなります。

動く前に、自社の状況を整理する

動き出す前に、自社の状況を数字で整理しておくと、その後の判断がぶれません。確かめておきたいのは、いくら足りないのか、いつまでに必要なのか、どんな売掛金があるのか、の三点です。この三つがそろうと、どの手段なら間に合うかを冷静に見比べられます。

整理した内容は、紙でもデータでも、一覧にしてまとめておくと相談がスムーズに進みます。売掛先の名前と金額、入金の予定日が分かる資料があれば、相手も具体的な話をしやすくなります。資料をそろえる時間も、あらかじめ見込んでおいてください。早めの準備が、後の動きを速くします。

相談先を選ぶときのポイント

相談先を選ぶときは、いくつかの観点を先に決めておくと比べやすくなります。手数料の水準、入金までの速さ、取引先に知られない契約かどうか、契約書をきちんと交わすかどうかです。

判断の軸を先に持っておけば、勢いで決めてしまう失敗を防げます。とくに契約書を渡さない業者には、用心したほうがよいでしょう。

金融庁も、ファクタリングを装って実質的に貸付を行う業者に注意を促しています(出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」)。手数料が法外に高い、契約内容の説明を避けるといった相手は選ばないでください。複数の会社から見積もりを取り、条件を並べて見比べると、不自然な業者に気づきやすくなります。

現状を相談して、次の一手を決める

観点が整理できたら、条件に合いそうな相手へ実際に相談してみるのが近道です。当社ブレインアールでは、売掛金をもとにした資金化の可否や、おおよその条件を無料の相談で確かめられます(出典:ブレインアール公式LP)。赤字や税金滞納で融資を断られた会社からの相談にも応じています。気になる段階で話を聞いてみる、という使い方もできるはずです。

いきなり契約する必要はありません。いまの資金繰りで何が起きているのかを話し、使える手段を一緒に整理するところから始められます。融資を断られたとしても、打てる手がなくなったわけではありません。一人で抱え込まず、現状を相談しながら次の一手を見つけてください。

参考文献

よくある質問|FAQ

さいごに、銀行融資を断られた状況でのよくある質問と回答をまとめました。参考にしてください。

Q1. 銀行融資を断られたら、まず何をすればよいですか。

  1. 銀行融資を断られたら、別の借入先を探す前に、断られた理由を金融機関に確認することから始めてください。理由がわからないまま申し込みを重ねると同じ原因で再び断られる可能性が高いです。支払い期日が迫っている場合は、理由の確認と並行して資金化の手段も検討しておくと安心です。

Q2. 赤字や税金の滞納があると、ファクタリングも利用できないのではないですか。

  1. 売掛金があれば、赤字や税金の滞納があっても検討できる場合があります。ファクタリングは審査の中心が自社ではなく売掛先の信用力に置かれるため、利用できる可能性があります。実際に利用できるかどうかは売掛先や契約内容によって変わる点に注意しましょう。

Q3. ファクタリングと融資は何が違うのですか。

  1. ファクタリングは売掛債権を売る取引であり、融資のような借入ではありません。融資は自社の返済能力、ファクタリングは売掛先の支払い力が審査の中心になります。ただし給与ファクタリングや実質的な貸付は貸金業に当たるおそれがあるため、正規の債権売買かどうかを確かめる必要がある点に注意しましょう。

Q4. 悪質な業者を避けるには、どこを見ればよいですか。

  1. 悪質な業者を避けるには、契約書の内容が不当でないかをしっかりと判断し、手数料が法外でないかを確認してください。金融庁が、契約内容の説明を避ける業者や実質的な貸付に注意を促しています。判断に迷う場合は、複数社から見積もりを取り、条件を並べて見比べると不自然な相手に気づきやすくなります。

Q5. 相談の前に用意しておくとよいものはありますか。

  1. 相談する前に、不足している金額、必要な期日、手元の売掛金の内容という三点を整理しておきましょう。この三つがそろうとどの手段が間に合うか見比べやすくなります。売掛先の名前や金額、入金予定日が分かる資料もあわせて用意しておくと、相談が進めやすくなります。

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